テト休みの旅行

テト休みまでの約1週間というと、ベトナムへ来た翌日はHちゃんを除いた4人でゴルフへ行くことになり、その翌日は事務所へ出勤するもほとんどやることがなく、会社のベトナム版ホームページを作成するはめになりました。大学時代、バックパッカーをした時の日記をブログではなくホームページで更新していたことが、まさかベトナムで役立つとは思いもよりませんでした。
そして、テト休み初日、Hちゃんと事務所のあるビルの下で待ち合わせをしました。約束の時間になると、目の前に現れたのは会社の車。
そこから降りて来たのはHちゃんと、なんと工場長。
「こんにちは」と言いつつも不思議そうに見つめていると、こちらの気持ちを見透かされたように「大丈夫、大丈夫。心配しなくても空港まで一緒に行くだけだから。」と、工場長。妙に安心した表情になったようで、工場長だけでなくHちゃんからも笑われてしまいまいました。
空港までは工場長からニャチャンの見所をたくさん教えてくれました。
工場長はタイへ行くらしく国内線の私たちとはターミナルが違うので空港内に入るとすぐに別れました。
ホーチミンからニャチャンへの空の旅は1時間30分なのでアッと言う間でした。
ニャチャンという街は、ベトナムきってのリゾート地でベトナム国内だけでなくベトナムに滞在する外国人(日本人も含む)の多くが休日ともなると押し掛けるようです。特にロシア系の人はベトナム旅行の最中にハノイ・ホーチミンとともに訪れることあるようです。そのせいか空港からホテルへ向かう道中、街の中には英語表記だけでなくロシア語の表記も見つけることが出来ます。
部屋に荷物を置いてビーチへと行きます。
正直言って悪いですが、ベトナムのビーチは汚いと思っていました。だって街の中では平気でゴミを捨てるし、川へのポイ捨ても普通なんですから。
でもビーチに行って驚きました。
淡水のように透き通っているとまではいいませんが、海水としては十分に澄んでいます。
リゾート地として開発されているところは、どこの国でも海が綺麗なんだと思いました。(例えば、日本の白浜とか。)
Hちゃんの話しでは、これだけ綺麗なのに「いつもより少し汚い。」「ここより透明度が高いところがある。」といったことを言っていたので、時期や場所でもっと綺麗なところがあるんだと思います。
ニャチャン滞在の4日間は主にビーチへ行きのんびりと過ごし、それ以外はカフェやレストラン、バーへと繰り出すということをしていました。遺跡や遊園地があるようなことを聞きましたが「テト(旧正月)でゆっくりしたいのに人が多いところへわざわざ行くのは嫌だね。」とHちゃんに言われ、仕方なくのんびりするのに付き合いました。
ニャチャン滞在4日目の朝でもありダラット出発への朝でもある。6時半に起床し7時にはチェックアウト。屋台で朝食を済ませ、バス乗り場へと向かいます。
7時40分頃には既にバスがあり、バスの周りには人、人、人。運転手による点呼が始まり、終わるとバスへ乗り込みます。どうやら全員揃ったようで定刻よりも早くに出発。ダラットへ向かう途中、2度ほど休憩をしたようですが爆睡していたので気づきませんでした。
ダラットのバスターミナルへ着くとHちゃんの親戚がバイクで迎えに来てくれていました。ダラットではHちゃんの親戚の家で1泊し、翌日の夜に飛行機でホーチミンへと戻りました。観光地がたくさんあると聞いてましたが、翌日に滝巡りをした以外は親戚の家でのんびりするだけという感じでした。
Hちゃんに連れて行ってもらった旅行は、ずっとのんびりと過ごすというもので観光地を巡ったわけではありません。もっと情報が載せれればアクセスが上がるんだろうなって思いながら、この記事を終わります。