ベトナム

ベトナムという国について
ベトナムという国について紹介しますと、ベトナムの正式名称はベトナム社会主義共和国となっています。(ベトナム民主共和国に改称しようとする動きもあります。)
日本とは違って社会主義国でベトナム共産党による一党独裁政治となっています。『社会主義』『一党独裁』と聞くと、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のような一人のリーダーが居て、その人が国のルールのように思われるかも知れませんが、そんなことはありません。ただ一党独裁なので国家権力の強さは絶大だと思います。
ベトナムでの公用語はベトナム語となっていますが、若い世代を中心に英語教育が盛んに行われているため都市部では英語を話せる人が多くいます。
国土は日本よりも狭く南北に長細い地形となっています。国土の大半が山地、丘陵、台地からなっています。
周辺との国境は中国(中華人民共和国)・ラオス・カンボジアとが陸続きとなっており、海を隔ててフィリピンがあります。
北には首都であるハノイがあり、南にはベトナム最大都市と呼ばれるホーチミン(旧名:サイゴン)があります。首都であるハノイよりもホーチミンのほうが商業や経済が発展しているようです。そのため、海外からベトナムへ進出している企業の数は首都ハノイではなく、ホーチミンが多くなっています。
ベトナムと聞くと、ベトナム戦争をイメージする人が多いと思います。私の世代(アラサー)でもイメージするのはベトナム戦争です。
ベトナム戦争とは、インドシナ戦争の後に南北に分裂したベトナムで発生した戦争のことをいいます。またの名を第二次インドシナ戦争と言うそうです。この戦争は宣戦布告というのがなかったため発生したのがいつかは定かではありませんが1960年12月とされることが多いです。ベトナム戦争はアメリカ合衆国側である南ベトナムとソビエト社会主義共和国連邦(ソ蓮)側である北ベトナムによる対立という図式があります。戦争の話しをすると長くなってしまうので中途半端ではありますが、ここまでで終わります。後は調べて下さい。
ベトナムの主要な産業は農業と製造業が挙げられると思います。農業であれば米の生産量が日本の約4倍で世界4位、コーヒー豆はブラジルに次ぐ世界2位となっています。製造業は服飾関連が多くディーゼル・ユニクロ・エンポリオアルマーニなどの世界的にも有名な企業が進出しています。多くの企業は外需(輸出)を目的に進出してきたと思いますが、ここ最近のベトナムでは内需も高まってきており市場規模は毎年2桁成長を続けています。